中国旅行記1

2005年5月20日〜7月4日

5月20日 北京泊(護国寺賓館)
パキスタン航空機
成田14:00発〜北京17:10着のパキスタン航空便(PK853)にて北京入り。 月・金の週2便しかない不便さはあるが、46日オープンチケットで4万8千円は格安中の格安。
しかし機内誌・免税品カタログやゲロ袋などの用意が無い。 どうせ免税品なぞ買わんからソレは構わんのだが、香辛料効きまくったビーフカレーの不味さは堪えた。 パキスタンではコレが普通なのか、それとも日本人の味覚に合わないのか?
帰国便で出されたチキンセットは普通の味付けだったんで、選べるならチキンにしておくべし。

北京空港に到着後、ICテレフォンカードを購入してから北京市内行きのリムジンバスに乗車。 丁度ラッシュ時間で中心部に着くのに1時間半もかかってしまった。
初日のみ楽天トラベルからホテル予約しといたんで、護国寺賓舘に直行しチェックイン。 付近の散歩と夕食で、初日はオシマイ。


5月21日北京→瀋陽(車中泊)
日中は北京市内観光。瀋陽行きの夜行寝台券を買おうと北京駅に行くが、初めての購入で時刻表の見方も掴みきれずウロウロ。 ダフ屋の面々に声を掛けられ筆談で「今天我想去瀋陽」と書いたら、人気の硬臥(日本で云えばB寝台)を見せられる。 吹っ掛けられるかと思ったら額面通り、即購入。

北海公園
北海公園 10元

・永安寺・白塔 10元

・鐘楼 2元

・団城 1元

・古 王京 洞貨 3元
公園内の洞窟。ゾワゾワヒタヒタしたい方はぜ入場すべし。

北海公園
鐘楼に登ってを突くのは別料金。

景山公園
景山公園 5元

故宮博物院裏手の高台にある公園。

故宮
公園からは故宮博物院の全景が見られる。天気が不安定で、展望中に雨に降られて残念。

故宮
故宮博物院 60元
・珍宝館 10元
・鐘表館 10元

紫禁城とも呼ばれる北京観光の目玉。ただでさえ広大な敷地の上、午門を出た広場の建物内でも特別展などをやっており、 隈なく見てたらそれこそ丸一日かかる。
故宮を外側から眺めたいなら隣接する中山公園(3元)へ。

故宮
名前の通り珍品ばかりを展示してる珍宝館。
その中から古い地球儀。

天壇公園
天壇公園 15元

入場が遅かったんで天壇祈年殿は閉館。ライトアップが見られたんで、コレはコレでまァいいか。
とにかく広い公園で適当に歩いてると遭難しかねない。日は落ちるし夜行列車の時間は迫るしで焦った。


5月22日 瀋陽泊(瀋陽東陽閣IT飯店)
瀋陽で3泊した瀋陽東陽閣IT飯店はバス・トイレにTV・冷蔵庫付き、 朝食・マッサージ20分・散髪・和文PC・洗濯機も使えて至れり尽くせり。これで150元と大変リーズナブル。 東横インの中国支店で、日本語判るスタッフが常駐してるのも安心感高し。

瀋陽
瀋陽駅前

貨幣形ビルなんてケッタイだな〜と思ったら銀行。直球なセンスだ。

北陵公園
北陵公園 6元

・清昭陵歴史写真展 2元
昭陵の古い写真展。

昭陵
昭陵 30元

北陵公園内にある陵墓。日本語ガイド付の個人旅行者がいたので、着かず離れずの距離で便乗したのは云うまでもナッシング。

新楽遺址博物館
新楽遺址 14元

・新楽遺址博物館 6元

石器時代の発掘現場、出土品を展示している。

帳氏師府
帳氏師府 28元

外観も内装も豪華なエライさんの住居址。 中国伝統建築を抜けると庭園に洋館建築が建っていて、ちょっと不思議な感じ。

瀋陽故宮
瀋陽故宮 50元

北京の故宮と比べて小規模だが、だからと狭いワケじゃない。時間取ってジックリ見よう。

瀋陽故宮
瀋陽故宮

瀋陽故宮は繁華街近くにあり、帰りは焼売の種類が豊富な「馬焼麦」で夕食。2種類頼んだが羊肉焼売は臭味でイマイチ。 これまで羊肉を臭いと感じた事は無かったが、臭味処理されたモノしか食べてなかったのね。
しかし後日ハイラルの草原(内蒙古自治区)で食べた羊肉は至高の旨さ。調理法が違うのか、食べた部位の違いなのか?


5月23日 瀋陽泊(瀋陽東陽閣IT飯店)
遼寧省博物館(20元)に行ってから撫順まで足を延ばす。

高爾山公園
高爾山公園 3元

公園から見下ろした撫順市街地。

高爾山公園
丁度、列車通過に居合わせたんで撮影。手前の紅白の柵が遮断機、一応電動になってる模様。

撫順戦犯管理所
撫順戦犯管理所 20元

ラストエンペラー溥儀が収監されていた監獄。

撫順戦犯管理所
撫順戦犯管理所

この後タクシーで平頂山惨案遺址(10元)に向かう。発掘した大量虐殺跡の上に建物を建てた記念館で、暗澹たる気分になる。 日本人と判っているだろうに、チケット売り場のおじさんがにこやかだったのが印象に残る。

西露天砿
西露天砿

市街地と平頂山の間にある炭鉱。擂り鉢状の陥没内に、輸送用の線路が縦横無尽に敷かれている。

西露天砿
炭鉱脇にローカル線が走っていたので、下山は列車にする。

西露天砿
ドアを閉めずに発車、ワイルドすぎっ!!
物珍しさに撮影したら車掌が閉めたんで、忘れてたか後回しにしてたと思われる。


5月24日 瀋陽泊(瀋陽東陽閣IT飯店)
瀋陽から日帰りで鞍山へ。千山登山 → 湯崗温泉でユッタリの予定だったが、千山は思いの他広く、 日帰りでは温泉まで寄ってる時間が無かった。1泊してきたかったなァ。

鞍山駅
行きは鉄道、帰りはバスを使用。

鞍山駅で話に聞く垂れ流しトイレ初体験。 他人のウンコを見たければ下流へ、自分のウンコを見せたければ上流へ、両方体験したい人は真ん中で用を足そう。

千山
千山 50元

・無量観 5元

・龍泉寺 5元

・大仏景区 20元

・ロープウェイ 21元

・観光車 10元(×2回)

千山
夾扁石

この道ですらない岩の隙間も登山道の一部。なおこの道は一方通行。

千山
ひたすら険しい道、岩山は絶景・奇観の宝庫。


5月25日 瀋陽 → 吉林泊(吉林交通賓舘)
福陵にも行きたかったが、チェックアウトを過ぎそうだったんで長距離バスで吉林に。

吉林
吉林市内

線路上を歩きながら北山公園に。

北山公園
北山公園 5元
・撹月亭 3元

公園からの一望。

撹月亭
撹月亭

時間が遅かったので、入館できたのは撹月亭のみ。


5月26日 吉林 → 長春泊(長春賓舘)
吉林は思ったより狭く、一泊で次の長春に移動。

隕石博物館
吉林隕石博物館 40元
入場の割に肩透かしだった隕石博物館。巨大隕石がウリ。

馬王堆漢墓
馬王堆漢墓 15元
陵墓からの発掘品を展示しており写真は石棺。中身のミイラも展示している。
常設か特別展なのか不明だが隕石博物館とは併設だし、むしろコッチの方が見応えあるんで一緒に見てこよう。

文廟博物館
文廟博物館 15元

中国はいたる処に孔子を祭った廟があり、ここもその一ヶ所。 自分一人しかおらず貸切状態。


5月27日 長春泊(長春賓舘)

偽満皇宮博物院
偽満皇宮博物院 40元

溥儀の宮殿。ハンパでない広さで、タップリ4時間かけて見学。寝室だけで溥儀用・正妃用・来客用と、何室あるんだ?
医務室はともかくビリヤード室・アヘン吸引室など、無くてもいいだろうという部屋まであり、 「これだけ広いと掃除が大変だな〜」と間抜な感想なワタシ。

偽満皇宮博物院
専用ホームシアターまである。対してハイビジョン・デジタル放送対応TVに買い換え予定すらないワシ。

偽満皇宮博物院
専用防空壕まである。

偽満皇宮博物院
防空壕内部。

地質宮
地質宮 10元

化石・鉱物標本が展示されいる。

偽満州国務院
偽満州国務院 20元

古いエレベーターの操作部。電源を通せば今でも動くそうです。
ここは無料の日本語ガイドが付くが、土産物セールスもあるのでそのつもりで。 断り切れない場合は絵葉書や長春の古い地図が手頃かな。

旧総合法衙
ここからは旧満州時代の建築物シリーズ。コレは旧総合法衙で、現在は第四六一医院。
流石に写真を撮るのは憚れるが、開放された施設なら館内も見られるのがヨイ。

偽満州国司法部
旧偽満州国司法部、現在は大学校。

旧関東軍司令部
日本城のようなこの建物は旧関東軍司令部。現在は中国共産党吉林省委員会が使用している。
正面から撮りたかったが歩哨に止められるとの事で、通り向こうから撮影。

旧関東軍司令官邸
旧関東軍司令官邸、現在は松苑ホテルとして使用。 敷地内には道路が敷かれ別邸やバスケットコートもある、贅沢ゥ〜。
歩き方を見返したら、掲載されてる写真と同じ位置から撮影しとったわ。

旧満映
歩き方の地図が省略されすぎていて辿り着くまでエラく迷った旧満映、現在は長春電影制片厰。
行った時は閉鎖していたが、映画ポスターが張ってあったんで、現在も使用してる模様。
説明するまでも無いが右の白い石像は毛沢東。戦闘機も展示されていたが、メンテナンスの悪さがワビシイ。

旧満映
上の旧満映建物の脇に駐車していた車。 緊急車両にしては装備も無いし、思想上で赤色なのか謎。

長春
学校の裏庭にあった、取り壊しを待つ建物。覗いたら柱も床も無く瓦礫の山。

長春
街中を走るトラムの線路。

長春賓舘
戦前の高級ホテル、旧ヤマトホテルでもあった長春賓舘旧館。 当時の建物をそのまま使っており、宿泊価格も手頃なんでココで2泊。
泊まる部屋は新館でも旧館内部の散歩くらいはできるだろうと期待していたが、旧館は改装中で見られたのは外観のみ。


5月28日 長春 → ハルピン泊(遠東賓館)
長距離バスでハルピンに移動。ホテルは瀋陽で楽天トラベル経由で予約しといたのに、フロントは楽天を知らないよう。 空部屋があったんでそのままチェックイン。


5月29日 ハルピン泊(遠東賓館)
午前は市内の博物館めぐり、午後はバスで1時間程の阿城に足を延ばす。

ハルピン

ハルピン

ハルピン

靖宇街
靖宇街。庶民的な古い建物が密集している。

黒龍省博物館
黒龍省博物館
黒龍省で発掘された遺物品の展示。日曜のせいか親子連れで溢れかえり、恐竜展示は中国でも人気があるんだな。

黒龍省革命博物館
黒龍省革命博物館
東北烈士記念館は閉鎖。隣も博物館っぽいんで覗いてみたら、ミリタリーな野外展示品の数々。

阿城
中距離バスで阿城到着、三輪タクシーで博物館に向かう。見晴らしいい中を漕ぐ漕ぐおいちゃん。

金上京歴史博物館
金上京歴史博物館 20元

金太祖陵址
金太祖陵址 15元
神秘的な地下宮殿。


5月30日 ハルピン → 満州里(車中泊)

極楽寺
極楽寺 20元

お賽銭を投げて入れてる人がいたんで、自分でも真似て投入。

文廟
文廟 15元
民族博物館も兼ねている。

ソフィスカヤ寺院
ソフィスカヤ寺院 25元

ロシア正教の寺院。外観も内観も非常に美しい一押し。

ソフィスカヤ寺院
ソフィスカヤ寺院内部。ここにも日本人ツアーがいたんで、ガイドに便乗。

スターリン広場
スターリン広場

この広場近くにあるロシア製品専門店で大散財。 店頭にズラッと飾られてた旧ソ連時代のバッジ、10元からと手頃さと珍しさにバカスカ購入。 さらに店主が商売上手で、倉庫からゴッソリ出してきたんでアレもコレもと大人買い。
いくら10元20元の品物だからって30個買えば300元超えるわな。

中央大街
中央大街
ロシア風建築に石畳、ハルピンのオシャレスポット。
買い物に興味がなくても古くからの建物には解説板がはめ込まれており、歴史散策も楽しめる。

中央大街
中央大街
ここで売ってるスティックアイス(1元)は濃厚ミルクでウマー。 ミルク味とコーヒー味の2種、来たからには両方食え。

ハルピン駅
ハルピン駅


5月31日 満州里泊(金鼎大廈)

中俄互貿易区
中俄互貿易区
ロシアとの国境沿いの貿易区。でもビルは取り壊し中で交易の気配が無い。今はやってないのか?

中俄互貿易区
この国境門は古いもので、現在は使われていない。

中俄互貿易区
中国側から見たロシア側の国境風景。

達賚湖
達賚湖に向かう道すがらから。

達賚湖
達賚湖 10元
・モーターボート 40元(乗船人数により変動)

ただっ広い湖が広がるだけなんで、泳ぐのでもなかればわざわざ行くほどのものではない。

達賚湖
モーターボート遊覧船中、定置網を引き上げてみせてくれた。 比較するものが写ってないが貝はA4くらいのサイズがある、デカイ!! 収穫はタクシードライバーが貰っていきました。

満州里博物館
満州里博物館 10元

展示品は古代発掘品、ロシアの切手・コイン、貝殻・サンゴ標本など。
見学中、強い雨音がしとるなと思ったら地面真っ白、雹が降ってるよ!! 満州里ではよくあるのかと職員に聞いたら。珍しい天気との事。
ここからホテルはほんの斜向かいだっつうのに、出るに出られん。

満州里
満州里

満州里
満州里

満州里
歩き方にも紹介されてたホテル、ロシア占領時代の建物を使っている。
ここを第一候補に挙げておりタクシーに地図を見せたら「閉鎖した」と云われ金鼎大廈を紹介されたが、翌日前を通ったら営業してるじゃん!!
部屋だけでも見たいと云ったら、快く案内してくれました。設備は古いものの古きロシア的ゴージャスさがあり、泊まりそびれたのはホント残念。 満州里バスターミナル隣にあるので場所は判りやすいんで、どなたかリベンジよろしく。


2に続く